Supermoto Japan R7 桶川スポーツランド 「ヌタヌタで助かったよ俺」 [レース観戦・参戦記]
それでは。
今回雨の決勝日にもかかわらず、ダートありのレースを
開催してくれました、桶川スポーツランド並びに主催者様。
そして、あの地獄のヌタレースwに参加および関与されました
参加者並びにスタッフの皆さま。
お疲れ様でした & ありがとうございましたm(_ _)m
サーキットさんはもちろんのこと、参加者がみんなして
「こんなのノー!」って言っちゃえば、ダート中止になったかも
しれませんからね。
そういう意味での感謝の気持ちです。
今日すべての装備品を洗浄しましたが、このさらっとした泥が
コースの目に詰まるとしたら、そりゃ大変ですよ。
では、さすがに表彰台上りましたんで(´Д`)
短くする努力はいたしますが、レースレポとしてまとめたいと思います。
土曜日、予定外の事故遭遇と渋滞に巻き込まれ
現地に到着したのは、朝の8時半。
9時から練習走行始まってしまいますが、別に慌てず準備に入ります。
なぜ?
それは、入れ込むとケガするから(--)遅刻ぐらいで十分。
過去、前日行って気合い入れて、ほぼ毎回ケガしてますんで。
人の走り見て現地で攻略法入手するのも、立派な作戦です。
ちょういと動画をお借りしました。コースはこんな感じ。
ダートの設定は、ダート初心者に配慮しつつ、攻めようとするのは
ちょい難しいというか、色々な面白みがありそうなレイアウトになってます。
それでも、ウォッシュボードはそうそうあるものじゃないですからね。
誰が、どの区間で、どういう風に走ってるのか?
そして、それは自分に真似できるのか?
自分なら、足りないところはどこで補うのか?
いやー、見てても、このコース攻略の瞬間が本当に楽しい( ̄  ̄ )シミジミ
さて、練習走行。
2本目からの走行で、すでに重症の腕上がりと(←現在も肘が痛くて曲がらない
走行直後の悪寒と妙なめまいに襲われ(←完全に体力不足で熱中症
挙句の果てに「太りました?」と味醂さんにツッコまれ(←一番ショック
3本目は金魚の糞に徹しようと決めました。
3本目、上位ランカーであるササキ選手に(のちに濃厚なカラミをすることに・・・
エンストがてら、ついていくタイミングができましたが
いやー、やはりモトクロス出身の方の走りはイキイキしてます。
水を得た魚とは、まさにこの事。
テーブルトップの飛びっぷりもだし、フープス5個の飛び方も
3-2だったり3-1,1とか、リズムよく行かれますね。
腕上がりと体温上昇に耐えきれなくて3本目を途中退場した私とは
比較しちゃいけないってもんです。
・・・ダート進入速度、およびそれに対抗するためのラインどりを
参考&考案させてもらいましたけどね( ̄m ̄*)ムフッ
これは決勝当日の写真ですが、連れてった長男も非常に働いてくれました。
タイムは取ってくれるし、準備するものわかってて出してくれるし
ほかの人との比較までしてくれるし。
長男 「とーちゃんは、フープスの前のアスファルトでシフトダウンしてるけど
速い人は、入る直前にシフトダウンしてるよ。
最初のジャンプはちょっと遅い。
3個目ダートのぐるっと回るところはみんなとまーまー同じ。
でも、1コーナーは速いよ。」
kiri 「お…お前(TT) 褒めてくれるのか・・・救われるわ」
長男もレースに出ている分、どんな情報が必要なのかを分かっているようで。
いやー・・・・・・子供持ってて、長男連れてきてよかった。
うちの子すげぇ(←分かってるけど親バカ
長男と軽いレース談議に花を咲かせながら、ラーメン食ってホテル宿泊。
明けて、決勝日。
前日の夜、移動中に雨があったので、この日のダート開催さえも
危ぶまれるかと思いましたが、無事開催されるとの事。
ダートもこの時点ではしっとり。走りやすそうな印象を受けました。
ところが、ここから環境は悪化の一途を辿って行く事になります。
息子に協力してもらって、朝一でタイヤ交換前後レインへ。
1時間で交換完了は新記録ですわ。
ウチの子す(略
練習走行。
若干光るダートが見える!
やばい、グリップしてるとこ変わってる!!
そんな時こそ、金魚のふ(略
練習走行でササキさん見つけて、ダートの入り口速度体感。
「うん、それ無理(^^;)」
そのままダートを抜けて・・・
「あ、ここはこっち通ればいんじゃね(・・?)」
大体のラインどり目安確認にて終了。
10台中4番手で、上位3台は1秒の間に僅差で並ぶ状態。
まぁ、大して気にしてない。
どうせ荒れるから。
タイムアタック。
ここではすでにぐっちゃぐちゃ。
あろうことか、並びが一番前でコースインしたので
そのまま走ってみるも、第3ダートで転倒2回。
「やっとれんわこんなぐちゃぐちゃw」
なぜだかエンデューロ走ってるような、ニヤニヤ笑顔でした。
結果、4番グリッド。
大丈夫、荒れるから(^^;)
さて決勝。
セカンドグリッドのイン側。
この場所、ばっちりのポジションです。
決勝では、最初の1週目のみ、第1ダートをキャンセルして
まっすぐ3コーナーに飛び込むレイアウトになっています。
そう、最初の周だけ走行ラインが違うんです。
ダートに慣れてしまっている全員が、路面を気にしていることもあって
3コーナーへの進入が甘くなるはず・・・
この読みがドはまり。
トップのトミタ選手のインを取り、人生で初めての全日本トップ走行。
「わw 俺トップ走ってるww」
↑ そら思うよ。人生初だもん。
不謹慎ですが、この時点でMFJのレースレポに書いてもらえる!!と気が動転し
2周目であえなく第3ダートで転倒( ̄ー ̄;)
でも、かろうじてエンジンはかかってましたので、とっさにクラッチ握り
アクセルあおりながら復帰。
4台に抜かれたのかな・・・もうわかりません。
ここからよ、モタードの真骨頂。
「ヌタヌタで普通に終われるか?」ですよ。
ここからは、ひたすら前を抜きまくります。
たまたま持ってきてて、ゴーグルに着けたロールオフは
ストレートでヒモ探しちゃうけどw視認性はばっちり。
前を走っているのが周回遅れか前走者なのかも分からんまんま
「フォー!!」でプレッシャー攻撃。
息子には、観客できる最終コーナーから残り周回数を書いた
スケッチブックを出すように指示を出していたので心の支えに・・・・
長男「がんばれー!!」(←と思われるガッツポーズ。ボードなし)
kiri「こらこら仕事しろYO!!」
とある別の周。
長男 『行け!』の表示(←過去に息子のレースで書いたヤツ
kiri 「コラw周回数はどうしたコラww」
というように、この時だけは気持ちがつながっていませんでした。
しかし、息子の発狂具合から、なんとなく表彰台圏内にいることが
察して取れました。
前のササキ選手より前に、先行してそうなライダーがいないのを
確認できたストレートで「L1」の表示。
ダート区間で特にがんばることなくいつも通りにやり過ごし
脱出直後のターマックでプッシュ。
なぜかこの日、どこがどう滑るのか手に取るようにわかってたので。
第1ダートで差がついても、2つのコーナーで一気にチャラ。
第3ダートを抜けるときには、後輪に前輪が並ぶほど。
ほかの人ならツッコむかもしれませんが
わずかに自分にとっては足りない距離。
だからこそ、リスクの少ないクロスラインで最終コーナー加速勝負。
勝負!!
(提供 自分の兄弟、3男の奥様。額縁に入れます)
「よろしくお願いしまアアァァアァ・・・
( ↑ サマウォーズ風で )
・・・あ、だめだわ。」
自分で届かなかったのは自覚してますよ。
ただ、100分の5秒って・・・。
ということで。
人生初の表彰台。
てっぺんは逃しましたが、MFJのレースレポートにしっかり書いてもらえるほど
面白いレースができたことが、息子を連れてきた自分にとって一番
うれしいことです。
今から間に合う・・・かわかりませんが、名阪エントリーを
表彰台で誘われましたので、行きたいと思います。
長文お読みいただき、ありがとうございました。
名阪なんて、なおさらモトクロスの人強いじゃんンか・・・(--;)ブツブツ
ぬおーーー!こちらも熱くなれるレポート、
ありがとうございました。おめでとうございます。
53/1000秒 僅差。
さすが現役の息子さん、すばらしい。
1個目の3コーナーの件も深く感動しました。
by シン田中 (2016-09-20 17:38)
いつもチェックしてもらい、ありがとうございます。
田中さんならわかってもらえると思います。
ヌタッてる路面を、トップで走る顔を・・・
そうです。その顔です。
バイクを知らない子達からは
「よかったですね2位で。次も走れるし」
何て言われますが、その通りですわ。
出来れば独力で、次はトップ快走を目標に頑張りたいと思いますm(__)m
by kiri (2016-09-21 02:29)
やりましたね!!!!おめでとう!
by yamisaka (2016-09-24 15:39)
アザっす!
都合で出れませんが、来年こそは美浜のエンジョイ?でお会いしましょう❗
by kiri (2016-09-26 12:47)