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2017 Supermoto Japan Rd.1桶川スポーツランド#9レポ




さてさて、改めまして。

17年の開幕戦となる桶川スポーツランド戦。
様々な、本当に様々なドラマが今回も起こりました。


どのクラスにも。


ってか俺にも。



色んな意味で(--メ)





結論から言うと、自分の認識が甘かったのと
「そうだよ、これが全日本なんだよ」という事を
改めて実感出来たと・・・
あくまでポジティブに考えていきたいと思います。

ですが、実感したからと言ってスタンスは変えません。

わたくしにゃ、「三角目 = 速い」という図式が
存在しませんので。



今回は、動画撮影を再開してくれたバットさんの
動画もあわせて紹介させてもらいます。
さらに、MFJのレースレポでは語られることのない
参加した当事者と一部関係者のみが知る

S2クラスの「裏レース」(?)も合わせて記録に残します。

ここだけの裏話、お楽しみくださいw



s_DSC_0829.JPG


帰りの高速、PAにて。
子供たちも頑張って応援してくれてました。

裏レースでの自分の転倒にはドキドキしたそうですw
 
 
 

※個人的なレースへの考え方も書かせてもらいます。
 長文になりますが、あしからず。


 
 
 
 
 
さて、当日はゲートオープン6時に対し
余裕の6時30分到着(--;)

まるで近くに住む地元の人みたいな到着の仕方ですが
出発時間の読みが浅はかすぎました。

去年の時より、所要時間1時間短縮するペースで
走っちゃいましたよ(危




そっこーでマシンを降ろして準備し
まずはコース上で、体を温めるジョギングから。
前日夕方、また朝方にも雨が降ったとの情報がありましたが
さほどヌルってもなく、大して影響はなさそうです。

前日入りしているモトフェイルてんちょ、オグさんから
ダートのアドバイスを受け、妄想攻略に入ります。



s_okegawa_cource_170320.jpg


コース図ね。
第1ダート欲しかったわー・・・




今年からproクラスに昇格されたササキ選手からも
去年のよしみ?で、アドバイスもらえました。


ササキさん「5連フープスは3・2で全然いけるけど
     コブもふかふかになってくるんで、
     今日の後半は注意してくださいね。」


kiri  「・・・その前に、3つコブを飛べないので
     そこからまず教えてもらえますか(TT)?」




嘘は言ってません。

3つ飛ぶ=空中分解の妄想しかできませんでした orz コエーヨ





車検と音量は難なくOK。
今年からグローブについて
「つなぎの袖口から50mm以上カバーする物」が
レースで必要となり、それ以外は検査で通らないそうです。

規則書、読んでおきましょう。

俺が(@@;)




s_SMJRd1oke01.jpg



s_SMJRd1oke03.jpg


s_SMJRd1oke02.jpg


ダート出口からの連続写真(っぽく並べた)。


久しぶりに撮影に来ていただいてる、バットさんから
頂きました。
本当にありがとうございます。


水撒きを大量にしてくれてれば
勝負ポイントだったかもしれません。
個人的な希望ですが(^^;)







練習走行

ジョギングの効果をひしひしと感じつつ
ふくらはぎがつりまくる現実。

去年の美浜開幕戦で、同じことを経験しているのに
学習していない自分がいますw



しかし、息が上がることもなく、腕上がりも
練習走行前にわざとニギニギ100回で起こさせてるんで
軽い程度で済んでます。

が、チームノリックのライダーはじめ、みんなアスファルト速い。

まぁ、これからよこれから(^^;)





タイムアタック

えー、予定通りコバンザメ作戦。

ところが、開始早々にテーブルトップ直後で転倒があり
回避したものの、前とは差がありついていけず。
ただ、去年走ってるイメージはありましたんで
ショートに振ってあるギアもばっちりで、ドリフトもガンガン。



「・・・結構いけちゃってるんじゃね?」






結果  19台中15位



「・・・俺、最近勘違い多すぎじゃね(T◇T)?」





予選ヒート


毎度のごとく、タイムの出ていなかった事には悲しみましたが
通常通り、そして想定通り。
スタートダッシュと策に掛けます。

コース図にはあまり表現されていないのですが
1~2コーナーにかけて、実はコースが狭くなってきます。
1コーナーなんか、自分の場合ショートに振ったとはいえ
5速全開でツッコんでくる、高速コーナーからのツッコみになります。


スタート、人間心理、そしてこれは全日本・・・

必ずインに集中してくるだろうと踏みました。
なので、外狙いました。



ギャンブルは当たらないけど、この読みが当たりました。






(バットさん撮影 ありがとうございます)

大外まくってくるのが2台ぐらいいますが、
そのうちの1台はワタクシ。
いやー、気持ちよかったわ( ̄皿 ̄*)


そのあとはタイム差もあるので、ジリ貧は覚悟してました。
前方で転倒が相次ぐも、後ろからも2台ほど抜かれ・・・



嫁「12位じゃないかな?」


kiri「上等上等。出来すぎってもんだ。」






そして決勝


お昼休み明けに、改めてどう行こうか作戦を練るため
グリッド表でメンバー確認したら・・・8位。


kiri「・・・さっき12位って言ってたじゃん。」


嫁 「・・・10位かなとは思った。」


kiri 「適当かよw」




グリッド見てない自分が悪いんですが
想定外だったので、ちょっと緊張が高まったのは
いうまでもありません。

3列目真ん中。

スタート。

先ほどの予選ヒートを意識してか、何台かアウトに振る動き!




だからイン~(^Д^)ホホホー












(決勝もバットさん動画お借りしまっす)


水撒きが少し多めだった決勝レース。

予選ベスト49.8 → 決勝ベスト49.3であることからも
やはりわたくしは滑ることに刺激を感じるようで。
結果、6位入賞となりました。



***珍事① ここからがノーコンテストな裏レース***


実はこの時、1位を走るトミタ選手にチェッカーフラッグが
振られるという珍事が発生。
後続の5位ぐらいまでがチェッカーを確認したものの、
そして、自分も違和感を感じたものの・・・



そのまま突っ走りますw

だってチェッカー見てないし、8周目って家族の
ボードのおかげで分かってたし。



追いついてきた前方のライダーに奇声攻撃したら
露骨にびっくりさせてしまい、道を開けてくれたし。

「す、すんません(_ _;)抜きますけど」





***珍事② 初めてのAMAアタック経験***


たぶん13周ぐらいの裏レースが終わる2周前。

ダートの侵入が甘いかな、と思ったら
案の定ダートで左側を並走してくるライダーが。
どう考えてもオーバースピードに見えました。

瞬間的にクロスラインで回避するイメージと
「まさか・・・」という考えが交錯し、
後者を選んで、そのままバンクにツッコみました。





わたしのバイクのフロント、壁に使われました。
リアブレーキターンで思いっきり。

そして、バランスを崩し転倒しました。

バンクの上で手を挙げて後続に知らせつつ
なんとも言えない感情がこみ上げてきました。





家族に「ごめんねー」というジェスチャーをしながら
ピットに戻ると、S2クラスのライダーに集合の
放送が流れました。

主催者のミスである説明と、今のレースに対し
どのような処置をするかの意見を聞くとの事。

で、結局50%消化してたので、6位を走っていた
8周時点での順位がリザルトということになりました。








****ここからは、個人的見解を含めた総括****


後味のすっきりしないレースとなってしまいましたが
結果良ければすべてよし、ととらえてます。
こういった運も、一つの能力でしょう。


ただ、レースに興味を持つ人口自体減ってきている中で
選手は「エンターテイメント」としてレースの役者であるべきだと
自分は思います。

モトクロスでも、そんな話題を見たような気がします。

つばぜり合いの如く、サイド・バイ・サイドで
ラインを融通しながらバトルを繰り広げ
観客を感動させるのがレースなんじゃないでしょうか?
個人の1勝やポイントに固執して、みんなでぶつけあいしてて
感動が生まれるんでしょうか?


プロクラスのライダー全員が、そんな走りしてますかね?


それに自分はあこがれるからこそ、去年の桶川でも
最後の加速競争に掛けました。
負けましたけど、ストレートに並ぶ観客の顔が
こっちを向いてくれてる写真に満足してます。
「面白かったよ!」なんて声もいただきました。






今後も、自分はこのスタンスは変えません。

ただし、命の危険を感じるほどの行為をしてくるライダーがいたら
その時は全力で対抗していきたいと思います。


帰ってきた時に、順位にかかわらず
家族に笑顔で迎えてもらえるレースを演じる・・・。
それが、次世代やレースを知らない方々へ興味を持ってもらうための
唯一自分に出来る事と思っています。




長々書いた挙句、最後に問題提起しといて
これがレースレポと呼べるかどうかわかりませんが(--;)

お読みいただき、ありがとうございましたm(_ _)m




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Go-Ray

 遅くなりましたが&あらためまして、遠征お疲れ様でした&入賞おめでとうございました!10年以上の時を経てのご対面と初レース観戦、滅茶苦茶楽しかったですよ!しかも有言実行?「プレモルの本数分」なんて素敵すぎる♡ kiriさん最高でした。

 と言いつつ、僕自身は各々よく知る「二人」のレースを観ていて、もの凄くドキドキしていました。「何もなければ良いんだけどなー」って…

 かの競技は、最もコケやすい環境で走る一方で、二輪レースでも随一の「フルコンタクト競技」でもあり「初心者は無理せず、ベテランは大きなフトコロで」という「コケない、コカさない」信頼感と技術が全てで、今参戦しているレースも、かの国のローカルレースと同様、スキル関係なく一緒にレースを楽しんでいます。

 とはいえ、意図的せずしてフッ飛ばされた事もあれば、フッ飛ばしてしまった事もあります。また誤解から猛抗議を受けた事もあります。だからハラを割って話して、お互いのレーススタイルを理解したり気を付けたりして信頼を深める「ファミリー性」が重要なんですよね…

 彼自身、馴染みの僕らと一緒に走るときは、全く怖い思いをさせずに遊び、ブチ抜いて行きます。一方、結構な緊張しぃなので、今回は馴れない環境がゆえに思うような走りも出来ずテンパって、ついラフライドに至ってしまったかと… ちなみにアメリカよりスペインの方が目が三角で格段にラフライドが多いらしいです…

 今回のレース前、彼にひと言「#9は俺の友達だからヨロシク♡」って言いたかったんですが(メンタル変わりますからね)、タイミング悪くパドックに不在で… そこがちょいと悔やまれます。

 いずれにせよ今回のレースは公式結果のとおり、正々堂々とクリーンなレースに終始したkiriさんの勝ちです!彼も馴れればクリーンなレースをする筈ですので、大人な目線で生暖かく見守って下さいm(_ _)m ホントすみません。

 また機会があれば突然見に行きますからねー(^^) という事で、ホトボリ覚めたころに〇〇しておきますのでアチラでもヨロシクです。
by Go-Ray (2017-05-07 23:21) 

kiri

>その節はお世話になりましたGo-Rayさん

久しぶりに見るGo-Rayさんのコメントに
国語力のないワタクシ元気づけられてます(マヂ
配慮されたコメントありがとうございます。

読解力さえも乏しいながら、コメント読ませて
いただいて気づいたのですが、ひょっとしたら
知り合いの方と自分が接触したという事でしょうか?

全く違いますよ(^^)別の人です。

さらに言わせてもらうと、その方と決勝スタート直後から
レース慣れした接近戦を味合わせてもらいました。
ラインを融通した形で、場数の多さを感じました。

世界で戦われている方と、あんな距離で同じレースで
走れること自体光栄です。
サイン貰いに行けばよかったと、息子と一緒に
後悔してますから(^^;)

この先仕事も不透明なところから、やはりシリーズ
への参戦は数か所になりそうで残念なのですが
もし・・・もし美浜に来られたり、同じレースで
お会いできる場面がありましたら、次は必ず

「ツインドリフト」

決めさせていただきます背後から!!


嫁が
「あの人すごいよ!ミトマさん見てるみたい!!」
とべた褒めしてたので、レースに勝っても
ドリフトで負けた気分です。

次のレースの練習走行では、やらせてもらいます。

いざ、ワンハンドドリフト。
( ↑ スリッパークラッチのおかげ)
by kiri (2017-05-11 00:51) 

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