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ノーマルカーでも「一寸先は闇 後編」 [トランポ]

この記事を書いている最中、めでたく総閲覧数が
5000を越えました!
読んでいただいた方、ありがとうございます!
こんな、初心者のくせに「知ったかぶり」のようなブログを
見ていただけているとは・・・。
極力、「経験した真実」を語っていけるよう、
これからもがんばります!
 
ボチボチで・・・
 
 
気を取り直して。
 
待ちに待った方の登場です。
「普段とレースのテンションがほぼ一緒」の、Iさんです。(白のフルフェイスの人)

のほほーんとしてるように見えますよね。
でも、意外と緊張してそうにも見えるし、
ホントにリラックスして、戦いに挑む闘志が湧き上がっている、ようにも見えます。
私個人は、カメラの腕も無ければ、いいカメラも知識も
持ち合わせてはいません。
 
だけど、こういう写真が大好きなんです。
こう、見る人によって、いろんな状況が浮かんできそうな・・・
「レースの別の一面」と、言えばいいんでしょうか。
移っているのは自分でなくとも、これも我が家の家宝入り、です。
 

「いってらっしゃーい。元気でやるんだよー。」
「抜きどころ少ないから、期待しないでねー。」
 
と、コースインしたんですが、ここでイエローフラッグ。
先導車が入って、スローダウン走行が続きます。
コースが大きく乱れた(タイヤが吹っ飛んだ?)ようです。
 
「あー・・・、走りたくてイライラしてんじゃねーかなー・・・。」
 
やっぱり、Iさんは熱かった。
イエローフラッグが解除された途端、猛チャージ。

「近い近い近い!無理すんなってー!」
 

「きゃー!オレと同型のシビックなんだから、それ以上へこまさないでー!!」
(もし当事者の方が読んでたら、スイマセン。妄想ですから・・・)
 
アグレッシブな攻めに見とれていると、ここでカメラの電池切れです。
「くっそー、しっかりフル充電しとけばよかったなー。
 ビデオまで撮ってもらったのに、お返しにならないなー、これじゃ。」
 
 
そう、ここで事件は起こりました。
 
買ったばかりの携帯で、写真を撮る設定をしていると
「ドンッ」
その音にびっくりして、すぐに音のするほうを見ると、
さっきまで見ていたIさんの車(チームの所有するものですけど)が、
片輪を浮かせたまま、高速コーナーの小高い丘の影に消えていきます。
 
「え?」
「ドッシャアァァァァン!!」
 
「おいおいおい、シャレになんねーよ!!」
 
すぐさま赤旗中断、オフィシャルの方もすっ飛んでいきます。
もちろん、私もです。娘を脇に抱えて。
1分、2分・・・まだ、出てきません。
フロントガラスはベッシャリ潰れてます。
 
「頼む。頼むから出てきてくれ・・・あ、出た。」
 
申し訳なさそーに、Iさん出てきました。
怪我はなさそうですが、肩もがっくり沈んで、そうとうへこんでます。
ホントにかわいそう・・・後々の状況も含めて・・・。
 
その後、チームのところへお邪魔しましたが、怪我が無くて何より。
もちろん今も、元気に同じ職場でがんばっています。
そして、この写真を公開してもいいきっかけとは・・・
 
チームでのもう一台のA/Tが、見事2位に入賞!
なおかつ、「ベストラップ賞」まで取ったそうです。おめでとう!!
そして、「ブービー賞」も・・・
何故かは、そりゃもう、おわかりでしょう。
 
では、そのときの画像がコチラ。

なぜ、こんなに画像が小さいかって?
そりゃ、自主規制ですよ。携帯だったのであまりアップは出来なかったんですが、
あまりアップで生々しく残すのも、本人様に失礼かと。
自分のクラッシュ画像なら、喜んで撮ってもらいますけどね。
 
 
見学した結論!!
「モータースポーツは、全部危険です。」
そう、思いました。
ほのぼのした雰囲気であっても、やっぱり危険は潜んでます。
自分も「今のところ」大きな怪我はしていませんが、
誰にでも順番は回ってくる可能性があるわけです。
今回は楽しませてはもらいましたが、それと同時に
「危険意識」についても、再度自覚させられることにもなりました。
 
「レースは楽しい」なんて軽々しく勧めているように見られるかもしれませんが、
この部分だけは、しっかりと把握してほしい部分です。
「今抜きに出なくても、次のレースでやり返そうよ。」
それぐらいの気持ちで楽しみましょう、草レースは。
 
 
最後に。
Iさん、次はコーナーで意地張らず「引き」ましょうね。


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コメント 3

写真を見て、思わず、「うぅっ!」とうなってしまいました…
とりあえず「Iさん」が、無事で何よりです。
よろしくお伝えください。

楽しく長く続けるためにも、無理は禁物ですね。
僕も肩肘張らず、気長に歩んでいけたらと思います。
by (2007-06-25 22:17) 

kiri

ありがとうございます。伝えときます(^^)
 
今でこそ、笑い話で盛り上がれますが
「無事だからこそ」ですもんね。
自分が人にレースを勧めるときは、必ずと言っていいほど
「こんな、危ない面もあるんだよ!」と、念を押してます。
勧める側の、責任と思っていますので。
by kiri (2007-06-26 20:00) 

kiri

paceさん、niceありがとうございます!
by kiri (2007-06-27 11:28) 

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