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Supermoto All Japan MOTO1 美浜開幕戦レポ (参加はエリア) [レース観戦・参戦記]

 



では、改めまして。



美浜の開幕戦に参加、またサポートされた皆様方。

お疲れ様でございましたm(_ _)m






ワタクシ個人、今年もオールスターの観戦はものすごく楽しみでした。

去年とは違う体制、マシンなどの情報ももちろんの事
美浜の新しくなったダートに、全日本の選手の皆さんはどう攻略するのか・・・・
ラップタイムの天井はどれぐらいになるのか等々。(←ライダーとしては気になって仕方がない


あいにくの天候で前日はターマックオンリーでのタイムアタック。

そして決勝は変更が加えられたダート。


参加者(ってかエリア戦の参戦者)であることを忘れて、めまぐるしい展開を
心の底から楽しめました。





今回、ダイジェストとして「XPRESS JAPAN」という
MFJのモトクロスやエンデューロを、YOUTUBEで無料配信しながら
取材活動されてる(でいいのかな?)方が、モタード開幕戦も
撮影してくれたそうです。

折角ですので、モタードを広めるためにもお借りいたします。










ものすごくセンスある映像ですよね・・・。


自分は、いつもいう事なんですが、このライダーさん方をみんな知っているからこそ
このレースに至るまでのストーリーも知っているわけで
今回勝てた人も、入賞した人も、参加することができた人も
それぞれの思いがあると思うと感動しっぱなしです。

リュータ選手の決勝後の雄叫び、わかります。うれしくてたまりませんよね(T T)


レースの出身だって、ロード・モトクロス・峠上がりと様々ですもの。
やっぱモタードは「異種格闘技」であって「他ジャンルとはやっぱり違う」と思います。
それなりにモタード特有の能力も必要だと思いますよ。



不意にこんなん見ちゃうと、やっぱり一度は挑戦してみたくなりますね、全日本。
 

 





という爆弾発言は置いといて(^^;)まずは精進あるのみ。











15日朝は家族総出で7:00到着。


同じチーム員であるトミ選手からの情報で、すでに現地にAS選手がいるので
そう混雑はしないのでは、ということでしたんで。

宣言通りの「ゲートオープン前で待機するぐらいが当然ヨ!」とはいかず
予想通り遅刻しました orz ボラ吹いてサーセン


現地で先に準備を開始していたてんちょさんや皆様方と早々にテントの設営を。
皆さんてきぱきと進め、選手は受付と車検の準備を進めます。








言い変えた方がいいかな。

トミ選手と自分は準備を進め、無事に車検終了。










ここから、かの有名なドンノモト選手はドツボにハマっていくわけで。

残り時間少ないというのに、なんかビミョーな緊張感がテントに広がっていたかは
皆さんのご想像にお任せいたしますm(_ _;)m  

かくして、その緊張感を解消する術を持っていた自分は



「前にいたら道開けてね(ハート)」



なんていうとんでもないチームオーダーを突き付けて場を和ませたとさ(マヂ














冗談だったとはいえ、少々毒づいてしまいましたが大丈夫。

これがうちらのいつものやり方であって
彼にとっての「伝説の始まり」に過ぎないわけですから(><;)オイシイナー













さて、コースはというと前日の雨で部分的に祭り仕様になっているとのことで
残念ではありますが、急きょ即席のショートなダートに変更されています。


あ、いつものごとく写真は「バットさん」からありがたくいただきました。
写真から撮影まで、本当にいつも感謝しておりますm(_ _)m

・・・直接お話しした事ないんですけど、ホント感謝してます(_ _;)




s-開幕戦02.jpg


前日がダートなしのターマックだったって事と、この日一番の走行なんで
ターマックはあんまり滑らず。参考程度に走ります。

しかしこの時点でフロントのチャタリングが顕著なものになってきまして
いつものコーナーリングがやや不安定に。
あと「皮一枚」倒しこむ事が出来ず焦りました。

まぁ、原因は自分の不手際もあったんですがね(--)





s-開幕戦03.jpg

そしてついでなんで(←ヒデー
彼の写真も載せときますか。

相変わらずのツーリングのようなスタイルですが、練習走行だけで
手首が回らなくなるぐらい力が入っていたそうな(本人談

意外と言葉少なかったんで、やっぱ緊張していたんだと思います。







s-開幕戦04.jpg

腰を痛めたジャンプですが、ココだけは確認程度の飛び方からあまり変えようとは思いませんでした。

なんといっても




「飛び方に自信が無くなった」
に尽きますね。





ジャンプの頂点だけが丸くなることなく尖っているので、気を抜くと・・・

s-開幕戦05.jpg


ケツを跳ね上げられ、あったまから真っ逆さま 
Σ( ̄皿 ̄;)マヂで怖い。



これもねぇ・・・原因から理屈から、すべて頭ン中じゃわかってるんですよ。
ビビっちゃいかんってのもわかってるんですよ。

でも、根本的に経験がまだまだ浅いですので、体のアクションに出せません。
こうなったりうまく行ったり、調子に乗るとまた乱れたり。んでびびってさらに悪化したり。
もっと反復練習を重ねて、無意識の感覚に刷り込んでいかないかんです。



ホントにジャンプも奥が深い。






s-DSC_1454.jpg


予選に備え、ヌクヌク中。


タイムアタックでは、moto1&moto2との混走で込み合うのを想定して
わざと皆さんから半周ほど出遅れる形でコースイン。
先頭が来る前に、3周ぐらいに集中してタイムを・・・

という「慢心」が仇になったんでしょう。

意外と行けたと思いきや、タイムアタックは2位。





そう、ここで前回記事でも書いた「新たなる刺激」が。

初めて参戦されたWR250Xを駆るT選手が、いきなり現れたわけです。





こういう刺激がたまらなくてねェ。想定外の事が起こるのがさ。

もうここから、レーススタートからの妄想が頭を巡る巡る。
走り終えた気持ちになるぐらいまで繰り返しましたね。

もちろん直後にはズミ選手の息のかかったカーボン選手・オカッチ選手。
このお二方もWR250X。
ターマックオンリーの勝負だったら勝ち目ないです。


板挟みなのがたまらんね(´Д`)アァハハー♪ 
(←ドM










さて、観戦を楽しんではいましたが
決勝までの長い長いインターバル(5時間待ち)を終えて、いよいよ決勝。
s-開幕戦07.jpg

ポールポジションのドンノモト選手。

・・・ずるいぞ。(←何が?









s-開幕戦09.jpg

「ワキに穴空いてるんでそこだけは写さないでください。」

で、目立ち度で対抗したいオレ。(←バカ


















そして、ここから伝説が。(←オレ個人的な観点で





















サイティングラップを終えた時点で、なぜかマフラステーが折れてしまったトミ選手が
コース外のピットへ。
 ( ↑ 今度は是非改良して、一緒に走りましょう(><)!!


その時何が起きているのかわからず困惑していると
前方のレッドフラッグが中々解除されず・・・
そして、そういえばP・Pのヤツが、ドンノモト選手がいない。

振り返ると、遠くでキック百列中。







「はい。ピットスタートでお願いします。」

主催者からのマイクの声。







kiri 「・・・・(´Д`)さすがだね」





スタートは思いのほか上々で、moto1・2とスタートで絡むことなく1コーナーへ。

moto3で言えばグリッド順に進入できたものの、ココからが楽しかったです。



前を走るT選手は、レースが15年ぶりだとか。(←本人より
レース経験があってのことか、何があってもほぼラインが乱れません。

自分が思うところでは、かなり接近戦になると相手を意識して
何らかの「スキ」が出来るはず・・・それが突破口につながると信じていましたけど
どれだけ並びかけても、ほとんど乱しません。
そして、ほとんど後ろを振り返りません。
( ↑ ワタクシ毎周2回コンスタントに振り返ります


むしろ、べったり貼り付けれたのは「信頼できる走り」だからなんでしょうか。
ここに、メンタル面の強さを感じたわけです。


後方からは、カーボン選手が後半猛烈にアタックして来ているのが
ライダーの影で見て取れます。
ロード区間で、もろに何らかのアクションを起こしているのが
すぐそこに見えるわけです。

自分が勝負どころと踏んでいたショートダートセクションも、いざレースになってみると
本当に1本しかラインが取れない、非常に狭いことが分かりました。
フロントタイヤをねじ込むのには、相応のリスクが生じると判断し断念。



+ugさんが応援してくれる奇声に応えるついでに

「ウッヒャヒョオオウゥゥッ(`口´)!!!」

と声を重ねてみるも、Tさんからはリアクションなし。






まさかの超接戦。

結果はそのまま2位とはいえ、
ものすごく短く感じた、充実したレースを楽しめました。

サイコーに楽しかった(´Д`)ヨカッタヨー。




後日バットさんから動画も作成していただけるかと思います。
その時は、自分の反省に取り入れるためにも
是非にここへも掲載させてもらいたいと思います。











そして、個人的見解な伝説もしめくくりで。



ピットスタートで始まった彼は、あれよあれよという間にほぼ全員をごぼう抜き。
もちろん自分のチームオーダーの話なんて聞かなくてもいいですが(^^;)
あっさりと抜かれました。
最終ラップでは、トップのmoto1openクラスの人と
最終コーナーまでもつれたそうで。

まず伝説一つ目は、そのラップタイム。
彼にひとこと言いました。




kiri 「早くオールスター出れるA級とってよ。行けるぜ。」(←一応お世辞




まぁ、それぐらいこの日の彼はキレてましたね。











そして伝説2つめ。

kiri 「どうしてキックしてたの?失火?」


ドン「ジャンプ台で前転しまして。」


kiri「・・・・・・・・(0Д0;)な、なにしたの?」





ドン「いやぁ、あの時になって『レーススピード』想定して、思いっきり飛んでみようかなって。」





kiri 「・・・それ練習でやろうよ(゜Д゜ )・・・」













とまぁ、自分のブログなのに彼にネタを持ってかれた気がしてなりませんが
伝説オチとレポはこんな感じでございます。


皆さんも、無理してケガだけするのは防ぎましょう(_ _;)

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Go-Ray

お疲れ様でっす!
またblog休みがちだった僕ですが、美浜のレース開催はDirtNPさんで知っていたので、
レポート楽しみにしていたです!
kiri選手の冷静ながらもエキサイトしている感覚が素敵です♪
そのテンションの高さも吸収したいものですなー僕も。

といいつつ、kiri選手に真っ先に報告です。
決勝残念ながら3位でしたが、シリーズランキング2位(暫定)。
ようやく、エキスパートジュニアクラスに昇格です(暫定)。
ようやく、レーシングタイヤで400mトラックを走れます(暫定)。
でも、来月いっぱいでもてぎダート営業終了ですけどねー(これも気持ち的には暫定)
by Go-Ray (2012-04-22 21:34) 

kiri

>Go-Rayさん
ども、おつかれさまでした(^^)!
こちら強風と雨でしたんで、まさかまた・・・と思いつつ
無事開催されて何よりです。
そして、入賞おめでとうございますm(_ _)m

かくいうワタシも、ダートトラックの感覚を学べたおかげで
モタードのダート走行に自信がついたといっても
過言じゃないです。
その本場がこのような事態にってのも悲しい・・・。

でも、全部無くなるわけじゃないし!!
頑張ってくださいよΣ(`口´)!!
by kiri (2012-04-23 06:54) 

hiro-c

ど~が見ましたよ~!(◎_◎;)
接戦でしたね~!
こんな中に俺も混ざりたかったなぁ~
来年こそ・・・
by hiro-c (2012-04-24 07:35) 

kiri

>hiro-cさん
ブログで載せる予定でしたが(^^;)
傍からみても、結構荒れましたよ・・・。
みんなよくぞご無事でって感じです。

スポットでもいいと思いますけど、いかがでしょ( ̄ー ̄)?
by kiri (2012-04-25 07:25) 

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