2014 Super Moto Japan 美浜開幕戦S2レポ。 [レース観戦・参戦記]
では、改めましての改めまして。
今回6位に入賞できたのは、まぎれもなく
皆さんの協力無くして、成し遂げられないものでした。
「ンなことないですよ」なんておっしゃってくれる方もいますが
これだけは、本当にまぎれもない事実でございます。
そして、それだけ現地で本番なのに色々試したがるほど
急を要しているとも言います(@@;)
こんなしょぼいブログ上ではありますが
ありがとうございますm(_ _)m
それでは、さらっとレポに入りまっす。
ここへ使わせていただく画像もまた、皆さんのご協力のもと
利用させていただくものです。
本当にありがとうございますm(_ _)m
提供 ヤミサカ様
抜け目ない洞察力、さすがです。なぜ転ぶとバレたんでしょう?
これがタイムアタックでよかったですわ。
※嫁から聞いた話なんですが、「kiriさんいます?」とテントへ
来ていただいた方がいると聞きました。
現地でお会いできず、申し訳ないです。
たぶんフラフラしながら煙草吸ってました(--;)
では、いつもの美浜サーキットではございますが
そのダート区間の概要から。
進入は、バックストレート後のヘアピンを曲がった後
コーンで規制された区間から、下って入っていきます。
バンクが設けられた左を曲がって
絶妙な間隔のポコポコジャンプ3連を越えて、右へターン
その後、小さなアウトバンクがある右フラットコーナーを抜けて
最後に、改良された大きなテーブルトップを越えます。
レーサーだと、ラインによっては気持ちよく飛んで行けます。
ワタクシレベルの、その後の事考えなければね(^^;)
飛び出す方向が悪すぎると、返ってラインがめちゃくちゃになります。
前日練習では、事前受付と車検の日程も組まれた3枠の練習。
以前の記事の通り、ブレーキキャリパー&ローター破損事故の為
私はナラシからの練習となっているわけです。
ということで、1&2枠目はダート攻略に専念します。
ただねー・・・・
この日は計測器が貸出されていなかったので、皆のタイムが
ピットに帰ってこないと分かんないんです。
ストーキングできない(TT)
結局この日、手元計測で1分5秒台がめいいっぱい。
他の方は、情報として4秒台、3秒台ばっか。(TーT)泣けるワ
そして腕はパッツンパッツン。(TーT)キツイワ
写真提供 サヤカ様より 使わしていただきますm(_ _)m
飛んでるこの瞬間が、純粋にキモチイイ。
その後くちゃくちゃですがね。
ちなみにこちら、ぶっちぎりの1位を決められたオオニシ選手。
すべてが余裕ですね。空中でもコントロールしてますね。
真似したら、空中分解しちゃいますオレ。
この日車検も通し、家に帰ってからちょと考えます。
「このままでは、消化レースになっちゃうだけ?」
っつーことで、今この時になってスタイル変更を考え付きました。
速い人のマネしようかなって。
youtubeで見た、「Himer選手」のような、姿勢が良くて
ほぼ中心に座り、足をマシンから離さず、おまけ程度しか前に出さないような
スタイルで走ろうと決めました。
全日本前夜にこんなことしてたらダメなんでしょうが
それだけ「マシンが振り回せてない感」が強かったんです。
で、これがまた意外と功を奏すんですわ。ホントの話。
迎えた決勝当日。
ヤミサカさん、+ugさん、トミー夫妻にブラッキー夫妻、そして
ミニバイク時代のお仲間であるオダさんにスミヤさん・・・・・・(順不同)
あぁ!新しいお父さんアキタさんもいらしてる!!
皆さんに声かけていただいて、表面上はおちゃらけてましたが
内心ヤル気マンマンですよ(`ヘ´メ)!
伊達にキャリパー壊してないですからね!(←違
散財の恨みは怖いですよ!(←自分のせい
で、練習走行からタイムアタックまで、結構マヂで攻めたんですが
練習走行の水撒き直後のヌタヌタにやられ・・・
タイムアタックでストーキングしようとしてたtommy選手が
開始早々に転倒されて・・・・
結果、練習と変わらぬ1分5秒台。
タイムアタック結果は12台中10番手。
いやー、さすがにタイムだけはめげちゃったね実際。
だって、成長してないんだもの。
ただ、この時に好感触だったのは「疲れなかった」点。
真似事でぶっつけトライした、HIMER選手の着座位置と
+ugさんからの、去年名阪での指摘事項
「マシンをちゃんと挟んで」を守ったおかげで
ドリフト余裕。お釣りもあんまりない。12周イケる。
そう。可能性はゼロじゃない・・・タブン。
そんな感じで予選ヒートを迎えます。
まぁジャンプは相変わらず。
シッティングジャンプやってる人がすごいなーと思って、練習中に試したら
捲れるどころか、前転しかけました orz
こんな時にやるもんじゃないですね(← 当たり前
迎えた予選ヒート。
グリッドは3列目、インから3番目。
この位置がどうこうと考える以前に、予測していたのは
スタートの緊張緩和と、その後の乱れ予測。
「荒れる。確実に。」
いつもそればっか言ってるって?イヤイヤこの日はかなりキテますよ?
だって、上位の人達って、タイムがかなり近づいてるんだもの。
そこまで難しくないダートだからこその、仕掛ける気配ビンビンだもの。
で、今でこそ結果論ですが、やはり乱れることになるわけです。
スタートは、80キロで抑え込んだフロントが浮き上がることはないわけで(^^;)
抜群のスタート!!
前の列に食い込む形で1コーナーに突入。
1.2.3.4コーナーにかけて、IN・OUTの選択がツボにハマり
3台?かわしてストレートへ帰ってきます。
この駆け引きが、レースやってて一番最高の瞬間ですマヂ。
続く2周目だったかな?
前方を行く上位陣で、2台が絡む接触転倒が
ダート入り口で発生!
バンク途中で急停止、失速します。
「しまったあぁぁ・・・・・・・・・・・あ、エンジン止まってない!!」
一瞬、また終わっちまった感が走ったものの、エンストせず(←インジェクションバンザイ!
左側からすり抜けて、上位を追いかけます。
体力温存の為なのか、はたまた狙いがあるのか・・・
そもそも自分のタイムは出てないはずなんですが
前を行く方との間隔は詰まり、後ろからも迫り・・・
少なくとも0.5秒はみんなヨカ遅いはずなんだけど?
で、待っててヤラレるのもあれなので
IN・OUTとダート区間のターンでアクションを起こして揺さぶりかけましたが
抜くほどの技術も持ち得ておりませんので!
ラストラップで開いたINからさっくり抜かれ(TT)
予選ヒートは6位となりました。
タイムは依然出てないので、必ず追われる展開になるであろう
決勝を迎えます。
と、ここまでに投与した薬物および栄養剤は・・・
レッドブル2本、SAMURIDEっていうカッコイイ缶のヤツ1本
そして、血豆がつぶれそうで救護室行ってみたら
ついでにやってくれた「腕上がり防止テーピング」1か所。
・・・関西の人って、なんであんなにやさしいんでしょうね(TーT)ウレシイワー)
決勝。
最近出来すぎなスタートに慢心していたので、気を引き締めて。
しかしここでは順当な、フツーのついていけるスタート。
予選ヒートにて接触転倒を喫したスミ選手がめちゃくちゃ視界に入りますが
スミ選手 「すんませーん、前譲ってもらっていいですか?」
kiri 「ウフッ♪ イヤです(ハート」
ダミーグリッドで待機中にそんな話をしたかどうかは本人のみぞ知る所ですが
約束通り(あぁ言っちゃった)ギリの所で被せながら抑えます。
と、前後緊迫した状態で入ったダート進入のポコジャンプで
前方のミツイ選手がハンドルを取られ転倒!(←結構ひどかったッス)
一瞬のラインの乱れを修復するまもなく、テーブルトップ飛びながら
真横に並ぶのはスミ選手でした。
抑え切れるタイム差でもなく、さっくり終了(TーT)ハヤイネー
前方はるか彼方を、スミ選手とホリタ選手が争い、逃げていく。
後ろからはなんとなく近づいてくる気配・・・・
この時点で6位じゃないの?的な思いでしたが、抑えられるか自信もなく
( ↑ だってタイム出てないもの )
若干あきらめの気持ちが・・・・
気持ちが・・・・アレ?近づいてる前?
1・2周経過した時点で、手の届きそうな所にホリタ選手が見えます。
てかジンワリ近づいてる。
「ゼロじゃねぇ!ヤル(`皿´メ)!!」
ま、あとはGopro動画をお楽しみに。
攻めダルマになっても前は奪えませんでしたが、その姿勢が
なんとか入賞に繋げてくれたんだと思います。
詳細結果まとめ。
リザルト
参加台数 12台
タイムアタック 1:05.532 10位/12台
予選ヒート結果 6位/12台
レース中ベスト 1:05.560
決勝ヒート結果 6位/12台
レース中ベスト 1:05.373
変わらないオレに鞭打ちたいわマヂ。
ちなみに1位オオニシ選手は、タイムアタック 1:02.498
2位タイムのフカミドリ選手は1:03.176
このタイム差見て、どう思うかはあなた次第( ̄△ ̄A;) ハハハ
見た目の大きな差が出るのも、何が起こるか分からないのも
良くも悪くもモタードの面白さなんでしょうかね?
ただし、やっぱり湧いてくるのは表彰台の一番高いトコの事。
そこからの眺めと、そこに一緒に並んでくれる子供たちの事。
もーいい加減「安全にレースを楽しむ」なんて領域では無くなってきてます。
ぶっちゃけ自分だって、レースが荒れるのを予想はしてたって
それを引き起こすのは自分かも知れませんしね。
ピンチはチャンス、でも当事者は自分かも知れない。
それでも
「出来る範囲で、確固たるテクニックを身につけて
より確実安全に、魅せれるレースがしたい」
所詮ぬるい考えかも知れませんが、それでも追求していきたいと思います。
レース後に嫁からの情報です。
「長女と次女は、アンタのレース以外は見てなかったけど
長男はレースがあるたびに、ずっとだまって見てたよ。
眺めてるんじゃなくて『バイクを知ってる人』としての目線だった。」
親として願ったりかなったりの言葉に、ちょと感動。
楽しそう、もしくは見てても熱くなるようなレースしないことには
後の世代に繋げるどころか、あと消えてくだけのイベントやってるようなもんですもん。
楽しく、そして一人ひとりが「エンターティナー」であるべきと思います。
それでは、長文を最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
雑感や気づいたことはおいおい触れていくとして
次の「動画制作」に入っていきたいと思います。
それでは、ご協力いただいた皆様!
重ねましてお礼を。
本当にありがとうございましたm(_ _)m
ご利用は計画的に。w
画像提供もパドック訪問も貴殿の人望と人柄ではないでしょうか?頑張れ!パパさんライダーの星!
by yamisaka (2014-04-30 20:40)
>yamisakaさん
そう言ってもらえると気力が沸いてきますが
かなり息切れしてます、いろんな意味でw
あとどれだけスポットで参戦できるか分かりませんが
まず言われた通り、計画立てます(^皿^;)
by kiri (2014-04-30 23:24)
お疲れ様でした、そして入賞おめでとうございます。
観てるこっちまで熱くなる様なレースでカッコ良かったですよ?
by +ug (2014-05-02 00:35)
あれっ “!”が“?”って入っちゃいました(-。-;
by +ug (2014-05-02 00:40)
>+ugさん
改めて、アドバイスありがとうございましたm(_ _)m
マシンを挟むことの重要性、すごいです。
惰性で走ってしまった名阪とは、全然違って疲れません。
なのに仕掛けることも出来ず中途半端だったのは
今更ちょと悔しいっす。
仕掛ける基本能力、河川敷と多度で練習します!
by kiri (2014-05-02 20:31)