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ドリフト考察その4 スキー的イメージで例えると。 [走行テクとドリフト研究室]

 
最近「アバター」って映画が宣伝されてますが
最近の映画のCGは、あいた口がふさがりませんね。



遠くまで美しく映る景色。

その反射がキレイに映り込むボンネット。

たわわに、柔軟に動くタイヤ。震える大排気量V型エキゾーストノート。

そして・・・
子供に一番教えたい「競争・レース」の世界を
そこそこ分かりやすく演出してくれるストーリー。





「カーズ」は泣ける。

最後はもうダメ。全然ダメ。

オトーさんは、途中から見たのも含め、3回も泣いてます(T T)




もうちょっと車・バイクを含め「レース」ってものに対して
こういった形で子供たち・次世代の人たちに
理解をして欲しいな・・・と思いつつ、お話はこれと関係ない
個人的な「ドリフト論議」です(--;)
  
 
 

 

  
ドリフトのカテゴリーを書き出して、その3で止まってましたが(^^;)
少し表現を変えていきます。

もうね、「ドリフトのやり方」なんてのは皆さんご存じの通りでしょうし
モタード界でよく行われている「スクール」に参加すれば
刺激をもらう事を含め、劇的な進化を遂げる事が出来ると
考えるからです。
直線からのハーフロックさえ出来てしまえば
(自分の中ではこれが1番基本であり、ここから派生していくと考えます)
後は個人の考え方次第といったところでしょうか。

練習と意欲がすべてッス。



んで、ここからは自分のドリフト考察ってことで。
自分にとっての復習・妄想用です(_ _)




3年かかって、ドリフトはどうやればいいか分かったつもりではいますが
自分のドリフトのいけない所、そして行きたい方向性を
分かりやすく自分に理解させていくために・・・
今、スキーに例えて考えています。

幼少期にスキースクールに行っていたおかげで
モーグル以外はどこでも滑れるレベルではありますが
(あれだけはダメです。コブ2つ目で飛びます。)
これがなかなか・・・頭の中を整理するのに好都合なんです。



今現在の自分が繰り出すドリフトって、例えるなら

「友達がいる所に、横滑りで止まろうとしている」アクションだと考えます。




「お!友達ハケーン!!」











「ザザザザ~」










「ザザ~ッ」 「ヘイ、どうかしたかい?」





という風に、最初からアングルを付けて減速。
見た目はアングルが沢山ついててバッチリなんですけど
リアタイヤの走行ラインに対するアングルで
ブレーキと曲げ方向の力を繰り出すからなのか
フロントを使っている感じが全くありません。
しいて言えば、「ストック」のように補助的なものと言えます。


・・・・・・イメージ伝わりますか(^^;)?







そして、追い求めるドリフトを置き換えるなら
その姿はまさにスキーの「大回転」になるんでしょうか。

スキー・ボードに言える事ですが
極端にアングルをつけて減速・曲がりをしてしまうと
今まで引っ張ってきたスピードが失われ、その後のタイムに
影響が出てしまいます。
・・・でも、ポールの場所によってはそうせざるを得ない場所もあるわけで
アングルを付けたい、付けたくない、そんな葛藤を抱えたような
感じでしょうか。




「キーン。」









「ザザッザザッ」











「ゾバババッ!!」








・・・何なんだこのブログは・・・(自問自答中)












と、ともかく気を取り直して(@@;)


頭でこの2つの場面をイメージしていただければ理解してもらえると思います。
要するに、フロントにしっかりと仕事をさせ、アングルを少なくし
最後のクリップ付近で一番リアがスライドした時には
すでにアクセルを開け始め・・・

オンロード乗りに近いんだけど、旋回はフロントがすべてではなさそうな
極めて地味っぽいドリフト走行です。
アングルはついてないけど、スキール音がするような・・・

 *注:個人的ですが、この前のエンジョイでとある方が近いドリフトを
     繰り出されていましたが、ほんの少し違う気がします。
     ・・・どっちかというと、どなたかのパパさんが当てはまるかと。

ちなみに、自分とゲッツ選手はこの走行スタイルを
「エグいドリフト」と呼んでいます。




タイヤ・車重・車速やコーナーR・路面状況・・・・・・
この他にも色々と条件が変わることでいくらでも変わってくるでしょうけど
来年は、その条件を少し変えてみることで
もっと深いところまで追い求めてみたいと思います。

例えば、タイヤとか。
履きもせずに「意味ない」なんてこと言いたくないですしね(--)
 

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シン田中

 僕が復帰したらドリフト教えてくださいね。
 自分はモタード始めたことからタイムが
 まったく進歩してませんで。
 ドリフト新手法、興味あります。

 こちらの新手法
 ハイパーモードで撃たないで戻すとか。
 すいません。家庭用ゲーム機の話です。
by シン田中 (2009-12-20 23:12) 

pace

スキーでもテールが流れエッジのたっていないヘボスキーの私です
バイクでもグリップ走行のほうが私は速そうですねヘボバイクなんで
by pace (2009-12-21 06:02) 

kiri

>シン田中選手
だ・・・だから勘違いの起きるような発言は勘弁ですってば(TーT)
こちらこそ、ミニバイクばりのフルバンク・ハングオンで
なぜドリフトに移行できるのか教えて欲しいんですけど・・・。

えっと、胸と背中に球が4つついてるボス戦で
ハイパーモード戻し使いました。
・・・4回コンテヌーしました、ハイ。


>paceさん
あ、上手く伝わったみたいですね( ̄ー ̄;)

いやー、自分もカービングスキーの力を借りないと
エッジの立てた滑りが出来ないヘボではあります。
でも、近いんですよね、荷重の掛け具合が。


というより、気持ちですでにpaceさんよりヘボかと。
だってあんな冒険心は出てきませんもの orz


>xml_xslさん
いつもnice!どもッス(^^)
by kiri (2009-12-22 20:40) 

政殿

カーズ観たことあります~
予想より楽しかった思いがありますが、内容をほとんど忘れてしまいました^^;
先生~ハーフロックが良く分かりませんorz
KSRに限ってですが、通勤途中ハイスピードで走行してると、かなりの頻度で4輪車に割り込まれます。ウインカーを出さずに割り込まれるのなんてザラらですorz

で、そんな状況は慣れてるので、シフトダウンし軽くリアを引きずるとスリップダウン?(トラクションフロント気味・リア加重が抜けホイールはロックと空転を断続的に)の様な状況に成ります。

自分の姿勢のクセかと思いましたが、リアブレーキを右足で踏むので(当たり前ですネ^^;)リアが左へスライドし始めます。

もしかしたらこの状態(フロント加重で斜め姿勢+低いギアで高回転Keep)は!と思い、アクセルONするのですが、ドリフトに繋がらず失速・・・
そしてエンジンストールorz

機体のパワー不足なのでしょうか?(でもパワースライドはドリフトでOKですかね?)
乗り手のドリフト理論の勘違いなのでしょうか?
このままではストール職人に成ってしまいます><
by 政殿 (2009-12-27 23:39) 

kiri

>政殿さん
先生じゃないッスけど(^^;)
でも、聞かれた内容に関してはキッチリお答えしますです。


ロックと空転=いわゆるホッピングの状態と思われます。
荷重やフロントブレーキを握る度合いはそれでOKとして
そこに半クラッチが加わり、常にリアが地面に接していれば
ハーフロックになるわけです。
自分が取り組んでいるのは減速側であるブレーキングドリフトに
なるんで、ここではアクセル操作は全くないです。

エンジン回転数は、路面の流れる速さよりタイヤが遅く
回転していて、ギアを落としたとしても半クラッチしているので
もし普通なら12000回転ぐらいの速度でも
ドリフト中は4000回転ぐらい。
つまり、低・中回転ぐらいを維持しているイメージでしょうか。

んで、注意点ですが。
KSRほどのショートホイールベースだと、ものすごくクイックに挙動が出るので
あんまり追及しちゃうと飛んじゃいます。
逆にいえば、出来ちゃえばスゴイッス(^^;)
トップスピードもそこまで出ませんし、他のバイクより
軽い分減速距離も短いので、長い事ドリフトは続きません。

最後に。
フロントブレーキを決して離さないでください。
ブレーキによる安定が失われ、リアが出た後はマヂで危険です。
by kiri (2009-12-28 06:03) 

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