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motaGP第三戦 4H耐久レースin美浜サーキット [レース観戦・参戦記]






8月12日、motaGP耐久レースに参加されましたライダーの皆様、
また、あの異常な酷暑の中で4Hも旗を振り続けたオフィシャルの皆さん、
そして、ライダーをサポートされた友人や家族の皆様。



本当にありがとう&お疲れ様でした!



帰宅後、天気予報で温度を確認すると
愛知全域が35度以上の赤表示でした。
熱中症で亡くなられた方もいたみたいです。

やっぱりセミも、15時過ぎるぐらいまで鳴いてませんでした。


ふと考えると・・・
35度超える日に革ツナギでジャンプやらドリフトやら、バイク押していくんです。


みんな変態なんだなって思います。







そんな耐久レースレポ、お送りします。
連休で時間あるしね(^^;)




s-DSC_1898.jpg

次女「レースは一人で走ってるわけじゃないのよ」

・・・とは言ってない。






でもまぁ、ウチの子たちは、最後には気を使って色々やってくれました。
こういう時はホント、子供がいてよかったなと思います。


で、レースレポというよりは作戦や状況に関するところをメインで
お送りしたいと思います。写真撮れてないですから。

なんでって・・・・・・・
















そんなヒマなかったもの。

へたすりゃ死んでたよマヂ。









「んなばかな」なんて、参加されなかった、もしくは経験したことのない方は
そう思っちゃうかもしれません。

だけど、ちょっとでもレースましてやモタードに興味のある方は
練習して、一度やってみてはいかがですか?

「バリ伝」や、鈴鹿8耐のライダーの気持ちわかりまっせ。


それが分かるからこそ、レースでもなんでも
「やってみることに意義がある」ってことだと思います。






ミニバイクを走っていたころに、一人で4H耐久を走ったことのある自分は
 (  ↑  なんだかんだいっても、走ってくれる人がいなかった orz  )
脱水症状の危険性や兆候を分かってました。

そして今回、2回目のモタード耐久とはいえ、季節は夏。
革ツナギに3D(ジャンプね)の動きが加わった、きつい走行。



「生命維持を最優先にしましょう」



そんな提案をワタクシからチームメンバーのトミさん、カッキーさんにさせてもらい
作戦を立案させてもらいました。
・・・っても、大したもんじゃないけどね(--;)


①走行直後のライダーは、一切何もせず体力回復に専念。3番目の人がボチボチで。

②何かあって前走行ライダーがピットに早く入ってくることがあっても、走らない。
  勝つことよりも、ライダーの精神力を乱さない事を優先。


お祭りですから。ハイ。楽しみましょ。




これが想像通り的中したと思います。

   トミさん    →    カッキーさん   →      オレ        
若手体力モリモリ     腹筋割れてる      聞かないでよ何も


こんな順番で走行したんですが、二人とも交代直後は
全くの無言。そしてフラフラ。

「いやー!これこそ耐久ですよね~!!」

なんて明るくフォローしてた自分は、その意味を走行で味わいます。





日光でガンガンに温度上昇していく革ツナギ。


風が吹いてるっつっても、涼しいのはストレートだけで、すぐ終わっちゃう。


ダートコースなんて、照り返しすごいし体力削られるし。





ピットで交代した直後、屋根つきのピットから5分ぐらい立てず
みんなのいるテントでもフラフラで、ひたすらお茶とスポーツドリンクを
2リットルぐらいは飲みました。

ひたすら頭から水をかぶりながら、15分ぐらい考えていたことは

「『すいません、リタイヤします』ってみんなに言うには
   どのタイミングで言った方がいいんだろう・・・・・・・・・」



それぐらい極限状態でした。
ホントに「オレ何やってんだろ」という心理状態です。
なので、写真が全く無いわけです。

子供たちも、初めて見るヤバイ感じだと分かったんでしょうか。
最初は戸惑ってるようで、ちょっと離れてた気がします。

このタイミングから、想定して準備してたお茶(2ケース48本)が
飛ぶように売れ消費されるようになりました(^^;)。

前記事にあるクーラーボックス、氷いれてて正解でした。

フルに25分を体力回復に専念した結果、自分含めて
次の走行にはなんとか元に近い状態に持ってくることが出来ました。
・・・ほんと、倒れる人がでなくて良かった。








2回目の走行は、さすがに死にたくないんで抑えて走りましたが
このまま引き下がるというか・・・
なんか、3回目最後のライダーらしく走りたいと思いました。

耐久とはいえ、自分にとってはダート走行ありでの
マシンテストという意味も含めています。


「最後の走行ぐらい、ちょいとマヂで攻めてみたいよね。」


そう決心して、めいいっぱい3回目は攻めました。
そのおかげか、砂が広がりまくってミューの落ちたコースが良かったのか
新しい技に目覚めれました。

「シフトダウンなしでの、ドリフト走行への移行」が可能になりました。

以前からyassyさんやミトマさんがやってた、大きなRのコーナーで
あえて鋭角に曲がり、立ち上がりのラインにつなげていく為の
ドリフトというんですかね。

出来ただけで、速さにつなげる段階ではないでしょうけど
攻めダルマで走ったカイはありました。



もう、どこでも自由にドリフト出来まっせ( ̄3 ̄)♪





あと、やっぱり耐久の面白さを再認識できたってとこでしょうかね。

やっぱ、耐久って何が起こるかわかりませんからね。
最後の最後にエンジンストップしちゃったチームとか
ラスト30分で逆転したチームとか。

最後まで何が起こるかわからないから、耐久って面白いですよね。



そして、やっぱりチームの皆さんあっての耐久です。
一人一人が協力して役割をこなしていかないといけませんし。
そんな皆さんの姿をみて、うちの子も2回目の走行から
ものすごく手伝ってくれるようになりました。

「ジュースいる?タオルも持ってきたよ!」

「飴持ってきたよー!」

「とーちゃんダイジョウブ?」


子供ながらに学習し、手伝いをするようになったのも
やはり皆さんの姿を見ての事だと思います。

ありがとうございますm(_ _)m環境あっての子育てです。






リザルトは総合7位。

わたくしゃ、これでもすごい事だと思いますよ。
上位はほとんどレース経験者、そしてAS参戦者で構成されてるんですもの。
レギュレーションがかなりハードなものだったとはいえ
それを跳ね返してくるぐらいの速さを引き出したって事ですから。

タイムも・・・・満足です(^^)






ということで、写真がないさびしいレポでしたが以上です。

もちろんGoproで動画は撮りました・・・自分だけ。




トミさん、カッキーさん、貸せなくてすいません。
最初の帰ってきた様子を見て、そんな余裕ないかなと思って
「着けてください」と切り出すタイミングを失いました。

また機会があれば、ドゾ(_ _)







s-2013mota3.jpg


登りの渋滞でエンストして投げ出されて
ズミ選手を邪魔してる・・・の図。


ズミさん、手首ダイジョウブなんですかね?来週菅生の全日本・・・(ボソッ





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ズミ

暑い中本当におつかれさまでした!

画像の際は・・・・一緒に倒れそうでしたが
なんとかこらえましたw

あの高さからの衝撃にも手首の骨は耐えたみたいなので
週末の菅生はなんとかがんばれそうです(#^.^#)
by ズミ (2013-08-15 12:54) 

kiri

〉ズミさん
うぁぁ返信遅れましてすんませーん!
んで、邪魔者しちゃってサーセンm(__)m
まさか後ろにいらっしゃると思いませんでしたが
あのまま抜かれてみたかったってのも
悔やまれます。

今頃、決勝ヒート1ぐらいでしょうか・・・
遠くから応援してますので、怪我だけは
気を付けて(´Д`)

表彰台の高いところへgo!
by kiri (2013-08-18 13:08) 

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