全日本supermoto Rd.2 HSR九州レポ [レース観戦・参戦記]
さてさて。
改めまして、全日本スーパーモト第2戦 HSR九州に参加された
選手およびその他関係者の皆様。
お疲れ様でございました。
わけあって単独遠征となりました今回、結果は散々でしたが
自分にとっても、行き帰りの距離も含めて(--;)
とても有意義なものとなりました。
気分は、ちょっとしたロングツーリングでしたわ。
レース参戦者としては失格かもしれませんがね。
ということで。
え?何の写真? 後でわかります orz
後で振り返ったら不幸中の幸いだった件も含め
まだHSR九州でレースされたことない方向けに
コース紹介を織り交ぜ、まとめてみたいと思います。
結果出てないしね(^^;)
・・・美浜と全然違うんだからネッ!!
では、前日のコース概要から。
こんな感じです。
・・・俺、鈴鹿サーキット走ったことないんだけど
よくよく考えたら、上りの左高速コーナーって、ダンロップコーナーですかね?
大なり小なりは分かりませんが、そういう感じの高速コーナーでしょうね。
コース奥の大きなヤツ。
路面の質も、完全レース仕様でザラザラ。
車のレースもやりますし、ダートの土なんか帰ってくるころには
微塵も残ってないです。
練習分含め、スリック2セット終了(まぁ使えるけど)
ここで走ってる、テントお隣3位入賞のタカハシ選手曰く
「タイヤ代めちゃめちゃかかります。」
美浜はタイヤにも優しい路面です。いかがですか(^^;)?
んでダート。
数々のドラマが生まれた、1コーナーダート進入。
最速ラップを狙う場合、アスファルト内で切り返す、かなり危険なライン
(後ろのライダーとラインが交錯しやすい)になることも。
写真左手から小さな段差を越え、手前に向かってきます。
奥に見えるジャンプが1.5mぐらいの高さ。
極端に攻めれないスラロームを抜けて・・・
テーブルトップに打ち出されていくわけです。
ちなみに土質、火山灰を含んでいることもあって
乾いてるならまだしも、散水や雨により一定量の水気が入ると
あっという間に泥に変貌します。
Proクラス2ヒート目、半数以上がそのせいで転倒していることが
その表れだと思います。
事前に頂いてた情報を参考に、たまたま見つけた前オーナーの
13丁と合わせて、美浜よりも少しロングに振りました。
現地からお届けした通り、ダンロップコーナー(勝手に命名)進入にて
少し余る程度でよかったんですが・・・
とにもかくにも、やっぱり怖いよ高速コーナー。
5速全開で、スピードは110あたりではないかと予想されますが
アクセルオフ時の細かいチャタリングで、じりじりとアウトに膨らんでいく始末。
初めてのサーキットとはいえ、ロードでも腕に力を込めてしまい
ガッチガチの腕上がりとなってしまいました。
次の日、空気圧が少な目過ぎたことがチャタリングと判明し
改善はしたんですがね。
最後もこれに悩まされることになります。
この日は4本目の走行枠で降雨に見舞われました。
が、すでにスマホで雨雲に気づいていた自分は
3本目終了後、そのままタイヤ交換してさらっと帰りましたとさ。
他に気づいたのは、東北勢の皆様も速い。
SUGOサーキットが活動の中心になるんでしょうけど
高速サイドの修練を積んでる人は、ホントに気持ちよく走ってます。
ホームコースであったり、その人のバイク経歴の差が
こういうとこに出るんでしょうね。
モトクロスも重要だけど、やっぱそれだけじゃないよ。
100㌔オーバーで大きなRのコーナー攻めたことないもの。
しょうがねぇッス (^Д^)
決勝当日。
コース内は一度完全クローズになるため、ほぼすべての荷物を置き去りにして
前日車検も前の日に無事通過。
ゆっくりとした準備に入ります。(←すでに悲壮感いっぱいでしたw
レッドブルのおかげか、おっさんになった体のおかげか・・・・
( おっさんの体 = 2日目に筋肉痛が来る )
昨日の腕上がりの痛みは少しだけ残っていましたが
まぁ何とか走れる状態。
決勝10周を持たせるためには、とにかくダートの走り方次第ですので
ただひたすら
「疲れるのは足。疲れるのは太もも。
腕はやわらかkjhl;:p\m・・・・・・ブツブツ」
毎度のごとく、+ugさんにいつもアドバイスを頂く通り
マシンホールドを頭に叩き込みます。
このおかげで、結局この日は一度も腕上がりなし。
こういうところで生きてくるんですね(TT)アザッス。
で、タイムアタック 16台中11位 1分22秒ぐらい
TOP 1分18秒台 つまり4秒差。
(--;) ←悲壮感第1段階
予選ヒート
4列目センターからのスタート。
どうしてもみんな1コーナー左側へ、インを意識して寄る傾向にあると踏み
3列目の間に割り込んで、すこしアウト側へ行くつもりで
そのままダートへ侵入。
まんまとジャンプアップでおそらく6~7位ぐらいまで
順位が上がった気がしたけど、2個目のテーブルトップ手前クランクで
走行ラインに割り込めず、そのままリアブレーキでエンスト orz
周回遅れにだけはなりたくなかったので、必死に逃げました。
結果 15位 同一周回
(TーT) ←悲壮感第2段階
決勝ヒート
同じ中部勢として、わざわざズミ選手がマシン支えに (ヒート2あるのに・・・・
そして、彼女様、パラソルガールまで (美しい・・・
「まだ負けてない!!」
( ↑ 脳内シネマ 『サマーウォーズ』より )
そんな気分で、やったるぞ感MAX。
いつもですが、この時ばかりは緊張ゼロで闘争心のみの
理想とした精神状態でした。
だって、後ろに誰もいないもん(T皿T)
シグナルスタートは思いのほかフツーでしたが orz
読んでいた通り、みんなインの進入を意識して
左側に寄っていきます。
なので、一人だけアウト側大回りなラインを選択し
1コーナーでおよそ7台抜きやってやりました。
ウソは言ってない。みんな見てたもん。
ただ、フツーに走っててもここからジリ貧なのは見えてますが。
TOPグループのバトルもものすごかったようで
前にいるはずの人が転倒していたり、なぜか後ろから来てたり。
3周目ぐらいにリュウ選手に高速コーナーでかぶせ抜きされ
( ↑ めちゃめちゃ速かった。ロードレースかっこいいと思った )
歯が立たないかと思ったら、その後のダートで転倒され
フロントタイヤで轢いてしまいました。すいません m(_ _;)m
そしてその後もう一回リュウ選手に高速コーナーで抜かれたりw
( ↑ 同じコーナーで、転倒してきた方に抜かれると、何も言えません )
原因不明のチャタリングが、この決勝中にまた出始めて
ラスト2周ぐらいは、何やってもダメでした。
乗車位置も前後移動してみましたが、そんなこんなでチェッカー。
14位となりました。
総括。
モトクロスだけでいいわけではない。
ロードも練習しよう。以上。
タイヤ、確かまだなんかあったような・・・
そして、例のネタの件。
ブログトップでも飾りました、フロントタイヤ。
当初前日練習後に頂いたアドバイスにて
自分が他の方に比べ、かなり空気圧が低いことに気づきました。
以前から美浜でも少しチャタが出ていたのですが、殆ど
高速コーナーからのフルバンク時に発生していたものです。
空気圧を調整することで、ほぼ消えていました。
が。
決勝中に今迄感じた事のないようなチャタが発生し
自分が力を腕に込めていると錯覚していたのですが
違いました。家で発見できました。
スローパンクチャー \(T0T)/ヤッタネ!!!
決勝終了後に、ハンドルを切るのがつらくて
さすがにおかしいだろ、と空気圧測定。
0.7㌔・・・・・
あと1レース走ってたら?
ここまで進行するのがあと少し早かったら?
去年もフロントブレーキぶっ壊して(フロントから脱落)
死んでたかもっていう気持ちを経験しましたが
つくづく悪運が強いようですので、今後も続けていきます(^^;)
次戦はすぐにどこに行く、とはいえませんが
当日エントリー気分で、ひょろっと参戦するかもしれませんので
よろしくお願いします。
ではでは、長文失礼いたしましたm(_ _)m
研究熱心&悪運が強いkiriさん故に、無事な帰投。お疲れ様でした!
by yamisaka (2015-05-29 11:45)
>やみさかさん
いつもありがとうございますm(__)m
ぶっちゃけ、ここまで話にならないのは悔しいっす。でも、勢いで次に出るんじゃなく、きっちりリベンジしたいと思います。
その為にも、仕事仕事(T_T)
by kiri (2015-05-29 14:31)